Waves USDNのステーキング方法

USDNは、WavesプラットフォームのNeutrinoプロトコルにより発行されるUSドルにペグしたステーブルコインです。1USDNの価格は1ドルに固定される動きをするので、ドル、円などの定期預金を行うような感覚でステーキングをすることができます。この記事では、USDNステーキングの特徴とそのやり方について説明します。

まだ Waves.Exchange のアカウントをもっていない方、waves, btc, eth 等をアカウントに保持していない方は、下記の関連記事を参考に、事前にアカウント作成、入金を行う必要があります。

USDNステーキングの特徴

USDN, USDNステーキングには以下の特徴があります。

USDNはアルゴリズムベースのステーブルコイン

ステーブルコインとして有名なUSDT(テザー)は現物のUSドルを担保に発行されます。発行元であるテザー社が”発行したUSDT分の現物USドルをもっている”ことを信用する必要があります。テザー社が破綻したり、嘘をついて適当にUSDTを発行してしまったりした場合、手持ちのUSDTの価値が失われてしまいます。

一方、USDNはNeutrinoプロトコルに従って発行され、wavesを担保に完全にスマートコントラクトによりコントロールされる、アルゴリズム型ステーブルコインです。発行数、発行のためにロックされたwavesなどすべてがブロックチェーン上に記録されるので透明性があり、不正をする余地もありません。高い透明性と、ステーブルコイン発行元の不正により資産を失う危険が少ないのが特徴です。

高い利息を得ることができる

USDNをステーキングをすると、ステーキングに使用した量に応じて、USDNで利息を得ることができます。この利息分はUSDN発行時にロックされたwavesを利用したステーキングから来ています。ステーキングにより得ることができる利息は、wavesの価格や、発行された全USDNのうち、どれだけがステーキングに使われているか等により変わってきます。つまり、毎日利率は変動しています。利率は後述するステーキングダッシュボードの画面で常時確認できます。USDNステーキングの年率が最も低くなった場合、Wavesステーキングの年率に近くなります。つまり最も低くなった場合でも年率は7%くらいに落ち着くのです。この最低限の利率でさえ、日本で銀行などに預けた場合とは比較にならないくらい高い年率です。そしてUSDNの多方面での利用が広がると、年率はさらに上昇していきます。

利息は毎日受け取ることができる

銀行などで定期預金を行った場合、期間は数か月、数年が多いかと思います。そして、期間終了時に予定されていた利率で利息を受け取ることになります。しかし、途中で解約してしまうと、ペナルティとして予定されていた定期預金利率よりも低い利率が適用されて受取利息が減ってしまうのが一般的です。つまり、銀行の定期預金の場合、途中解約すると、それまで預けていた期間が無駄になる考えることができます。

USDNステーキングによる利息は毎日、1日分を受け取ることができます。毎日、利息を得ることができるので、いつ解約しても利息を無駄にすることがありません。

以下のスクリーンショットは、ステーキングダッシュボードに表示される毎日の利息受け取り履歴の例です。毎日、自動で送られてきます。

ステーキング中の価格下落の心配がない

ステーキングを提供する仮想通貨は多いですが、ステーキングするには対象の通貨をロックする必要があります。ステーキング中にその通貨の価格が下がってしまうと、ステーキングにより得る利息以上に損失の方が大きくなってしまう可能性があります。仮想通貨は価格変動が大きいので、この点に注意する必要があります。

上記で説明した通りUSDNはUSドルにペグするステーブルコインですので、常に1ドルの価値であり、ステーキング中に価格が下がってしまう心配もありません。得た利息分がそのまま儲けにつながります。銀行で定期預金を行う感覚で行うことができます。

自分のウォレット内でステーキングができる

BlockFi 等のlending(レンディング)サービスとは異なり、USDNのステーキングではUSDNを取引所などに送る必要はなく、常に自分のコントロール下に残ります。これにより、預けた先のハッキング被害で資産を失う等の心配をする必要はありません。レンディングで高利息を得るのはよいですが、預けた元本を失ったら本末転倒なのでこの点は非常に重要です。

USDNの入手

USDNのステーキングを行うには、USDNを自分のアカウントに保持している必要があります。USDNの入手方法には2つの方法があります。

  1. スマートコントラクトを利用して自分で USDNを発行する
  2. Waves.Exchange でのトレードによりUSDNを入手する

ここでは、簡単に行うことのできる2番の方法を説明します。自分のwavesアカウント(アドレス)に、USDNに交換するためのWAVES, BTC, ETH 等が入金されていることを前提に話を進めます

まだ、アカウントを持っていない、または、資金を入金していない方は先に、下記の関連記事を参考に、入金までを完了してください。

それでは、入金した仮想通貨をもとに、トレードによりUSDNの取得する方法を説明します。

以降の説明に出てくるスクリーンショットですが、Waves.Exchangeが頻繁にアップデートされるためメニューの位置、構成などが実際のものと異なっているかもしれません。もし、表示が変わっていた場合でも、全体の流れは同じですので参考にしてください。

Waves.Exchageのダッシュボード上部に並ぶメニューのTradingをクリックします。その後、下記のスクリーンショットの手順でUSDNと交換したい仮想通貨のペアを選択します。BTCを入金済みで、それをUSDNに交換したい場合は、BTC/USDNを選択。ETHを入金済みで、それを交換してUSDNを得たい場合は、ETH/USDNを選択。WAVESの入金済みで、それをUSDNに交換したい場合は、WAVES/USDNを選択します。ここでは、BTCを保持しており、それをUSDNにかえたい状況を想定、BTC/USDNペアを選択したとして説明をすすめます。

BTC/USDNペアをクリックすると下記の画面になります。右側にオーダーブック、オーダー発行画面が表示されます。BTC(または、ETH、WAVES等)を売ることにより、USDNを得ることになります。下記のスクリーンショット内の説明を元に仮想通貨を売ってUSDNを取得してください。トレードの手数料を支払いに使用するアセットも選択可能です。
トレード方法には、”Limit order” と “Market Order”がありますが、下記スクリーンショットでは簡単のため”Market Order”で説明しています。大きな金額で行う場合は、”Limit order”で、オーダーブックを見ながら正確にトレードするのをお勧めします。

USDNのステーキング

ステーキングに使用するUSDNを入手したら、次はステーキングです。Waves.Exchage上部のメニューから”Investments” > “USDN Staking”をクリックし、ステーキングダッシュボードに移動します。

ステーキングダッシュボードでは、USDNステーキングに関する情報が表示されます。下記のスクリーンショットにあるとおり、現在保有中のUSDN、ステーキングに使用中のUSDN、ステーキングの年率などを知ることができます。

上の画面で”Deposit”をクリックすると、下記のDepositを行うための画面がポップアップされます。

この画面で、保有USDNのうちどれだけをステーキングに使用するかを設定します。また、ステーキング開始のトランザクション発行のための手数料も、どのアセットで支払うかを設定できます。USDNで手数料支払いも可能です。
最後に、”Deposit”ボタンをクリックすることによりステーキングを開始します。

ステーキング開始後、ステーキングダッシュボードに戻ってみると、”Staked Balance”の項目にステーキングしたUSDN数が反映されています。

以上でUSDNのステーキング完了です。翌日から、毎日USDNで利息が送られてきます。利息として受け取ったUSDNも、同様の手順でステーキングに追加することが可能です。